2Ⅰ 創造理工学部についてⅡ 学修案内Ⅲ その他案内1.人材の養成に関する目的その他の教育研究上の目的3.創造理工学部の特徴4.創造理工学部の沿革と概要目次に戻る2. 創造理工学部の 方針(ポリシー)早稲田大学の総合性・独創性を生かし,体系的な教育課程と,全学的な教育環境と学生生活環境のもとに,多様な学問・文化・言語・価値観の交流を育み,地球社会に主体的に貢献できる人材を育成する。いま世界では,人口,食料や環境,防災,資源・エネルギーなど広範かつ緊急な問題が浮上している。これらを乗り越えるには,政策,社会システム,科学技術などに基づく幅広い対策が必要になっている。「創造」という語には夢とロマンがある。創造理工学部が目指す「創造」とは,社会が直面するさまざまな課題に科学技術の観点から具体的な解決策を提案することである。このために,人間,生活,環境の3つのキーワードに基づき,科学技術の観点から人間生活と環境分野で発生している数々の問題を解決し,多様な価値観に基づく新しい豊かさを創造できる人材を養成する。地球的視点,技術者倫理,コミュニケーション能力などの習得を教育の基本とし,社会のリーダーとなり,また国際性の高い人材の養成を目的として,応用に配慮した体験的学習を積極的に取り入れ,産業界とも連携しながら,教育課程を編成,実施する。具体的には,学部入学時から大学院進学を視野に入れたカリキュラム体系となっており,学部1年生に専門必修科目として「創造理工リテラシー」を設置し,技術者倫理,リスクコミュニケーション,知的財産の基礎となる考え方を学ぶ。また,技術者・研究者として重要な「創造力」「発想力」「分析力」「展開力」を習得できるように,実践的な課題に取り組むプロジェクト・ベースド・ラーニング等による演習,実験,インターンシップ,共同研究による双方向教育課程を設置,実施している。創造理工学部は,人間,生活,環境の3つのキーワードに基づき,科学技術の観点から人間生活と環境分野で発生している様々な問題を解決し,多様な価値観に基づく新しい豊かさを創造できる人材の養成を目的としている。この豊かさの創造のために,人間活動を支援し,地球環境に調和する空間・装置・コミュニティを創出する技術および環境システム技術に関する実践的教育と研究を展開していくことが,当学部が掲げる教育研究上の理念である。このような理念のもとで,ともに学び,ともに新たな豊かさを創造しようという意欲に満ちた個性的な学生を,日本国内はもとより世界から幅広く求める。高等学校等における学習によって,高い基礎学力(知識・技能・思考力・判断力・表現力)を身に着け,勉学意欲が強く,自ら主体的に考え,行動しようとする意識が高い者を受け入れることを基本方針とする。2 創造理工学部の方針(ポリシー)卒業認定・学位授与に関する方針(ディプロマ・ポリシー)教育課程の編成・実施の方針(カリキュラム・ポリシー)入学者受入方針(アドミッション・ポリシー)
元のページ ../index.html#10