先進理工学部要項2025
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31. 人材の養成に関する目的 その他の教育研究上の目的2. 先進理工学部の方針 (ポリシー)4. 先進理工学部の 沿革と概要Ⅰ  先進理工学部 についてⅡ 学修案内Ⅲ その他案内目次に戻る先進理工学部には,「物質」「生命」「システム」などのキーワードのもとに,次の6学科,物理学科,応用物理学科,化学・生命化学科,応用化学科,生命医科学科,電気・情報生命工学科,がおかれているが,伝統・定評ある本学理工系教育を継承しつつ,新しい時代に即した効果的な教育研究を推進する基礎と応用の融合を体系的に構築することを目指している。本学部の理念は,自然科学(物理学・化学・生命科学)を基礎とし,先端科学技術の向上および学際的新領域の創成を目指した広範な理工学分野への展開にあり,新たな学問領域を開拓する進取の精神のもと,常に世界最高水準の教育研究拠点として理工系大学の教育研究を先導することを目的としている。学部教育課程では,確実な基礎力の修得と先進領域への展開を通して第一線級の若手研究者・技術者の育成を目指した編成がなされている。まず,物理学・化学・生命科学・数学・情報などの「共通基礎」と,各学科の専門分野に応じた対象と方法論の両面に関する「専門基礎」を厚く確実に修得することになる。これらを基に,高学年次には,十分な個別指導の下,先端的な学際分野を学習できる機会が数多く設けられている。先進理工学部では,次代の科学技術をグローバルに担いうる若手研究者の育成に特に力を入れており,そのための環境の整備に努めている。その中で,研究者・技術者としての経験と実績を積み国際的・学際的な活動でリーダーシップをとる自信を持つうえでも,大学院博士課程の重要性は大きい。大学院進学に関連しては学内推薦制度(後述)のほか,「大学院科目の先取り履修制度」や「飛び級制度」も設けられているので大いに活用してもらいたい。次代を担う有為の人材として期待されている諸君には,常に先を見据えた着実な学習に努めるとともに,大学生としての生活も大いに楽しんでもらいたい。先進的な教員,研究,教育,環境に触れ,自らの個性を存分に伸ばし,より高い能力を身に付け,将来への志を立ててほしいと期待している。3. 先進理工学部の 特徴3 先進理工学部の特徴

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